リスクの大きい戦略 3
しかし、そのソフトウェアはほとんどがゲーム用です。
TIは大衆に同調するよりもむしろこちらから大衆を取り込みに行きました。
TIは家庭用として決め手となるゲームと教育用のソフトウェアが使え、その上に文書処理、見開きの財務書類、データ・ベース管理のような成功したパーソナル・コンピューターが持っている最も一般的な仕事もこなせる機械を考えました。
マイクロプロセッサー中央処理装置(CPU)には、TIは自社の強力な16ビット9900を選び、適切なソフトウェアを、できればTI製のプログラムのできる、計算機で開拓したプラグ・イン・ソリッドステート・ソフトウェア・モジュール(読み取り専用メモリー、ROM)中に収めることにしました。
16ビット・プロセッサーによってTIのコンピューターは値段に関係なく当時市場に出ていた他のどのパーソナル・コンピューターや小型のビジネス・マシンより強力なCPUが提供できるでしょう。
・・・1980年5月、この機械は店頭に届きました。
主な店はその売り方を知っている人間の誰もいないJ・C・ペニーズと、誰もそれを売りたがらない少数の当時のコンピューター販売店でした。